翻訳支援ツール SDL TradosとDTP編集ソフトAdobe InDesignの組み合わせは多言語展開や、流用・改訂がくりかえされるマニュアル制作で有効なドキュメントソリューションです。この点ではFrameMakerと同様ですが印刷を意識したよりクリエイティブな要求にも答えられるのがInDesignの特徴です。
InDesignでのDTP編集が半自動化
SDL Trados ツールを利用すると基軸言語の 「レイアウト情報」を保持したまま、翻訳作業を行うことが可能となります。これは大量のドキュメントの取扱いにおいて特に有効となります。
たとえば英語版、フランス語版、ドイツ語版の3カ国のマニュアルを作成するとします。基軸言語となる英語版のDTPをInDesignで行った場合、SDL Trados ツールでこの英語部分のテキストをフランス語、ドイツ語のテキストに置き換え、またもとのInDesignにもどすことにより英語版と同じレイアウトでフランス語、ドイツ語にテキストが置き換わります。
そのため、DTPオペレータは複雑な指示原稿を参照することなく、各言語特有の処理やレイアウト調整等の編集作業にのみ専念して多言語の編集を終えることができます。
DTP形式の翻訳資産として
いったんSDL Tradosで翻訳された翻訳メモリはお客様の翻訳資産として保管され、利用されますが、さらにInDesignを利用することでDTPとしての資産になります。新しいモデルのための流用もとが必要になったり、改訂版を作成しなければならない時、多言語展開が必要になったとき、このInDesignのDTPデータが次のマニュアル制作のさらなる効率化を実現します。
MacのDTPデータの流用
いままでのMac環境のPageMaker、QuarkXPress、Illustrator等のデータを活かし、SDL Tradosを使ってマニュアル制作をしたいというご要望がある場合にはInDesignが有効です。Trados 7.1以上とInDesign CS2を推薦します。この組合せでは2 バイト文字やアラビア語、ペルシア語、タイ語等の特殊な言語でもSDL Tradosの機能を生かしたマニュアル制作が可能となります。


















